2023年12月29・30日に開催したオンライン・イベントです。Peatix では173名が参加登録しました。当日の講演の一部を、書き起こし記事として公開しています。
オンライン
Data Visualization Japan Meetup 2023
セッション
「スクローリーテリング」から考えるジューシーなデータ可視化
久本 空海
ユーザーのスクロールに基づいて物語を展開する「スクローリーテリング(Scrollytelling = Scroll + Storytelling)」という手法を、近年いたるところで見かけるようになりました。この発表では、自身の作品や国内外のコンテンツを紹介するとともに、技術の解説を行います。さらに、「インタラクションと読者」という観点から、どのようにメディアを考え、発展させていくべきか、いくつかのヒントを提供します。
データビジュアライゼーションを創造する
山辺 真幸
一般に、データビジュアライゼーションに期待される役割とは「探索と説明」と言われています。しかし本当にそれだけでしょうか? 大規模なデータが社会を動かす時代にデータが持つ可能性を多くの人が共有するためには、これまでにないビジュアライズの創造が重要です。そのようなデザインアプローチを探ります。
ロンドンでデータデザインを学ぶ
棚原 みずき
デザイン学科の修士でデータビジュアライゼーションを学んだ中で私が思うデザイナーとしてのデータの扱い方や制作方法を私の作品制作の過程と共に紹介します。
デザイナーとデータビジュアライゼーション
市川 貴恵
アメリカのデザインスクールで、デザイナーが学んだデータビジュアライゼーションについて、そのアプローチや表現方法を様々なプロジェクトを紹介しながらお話します。
無用なデータで更新する現代社会のデータリテラシー:データビジュアライゼーションと主婦
工藤 麻里
データサイエンスが現代社会に与える影響を研究した修士論文を報告する。社会の中の"無用なデータ"が、データビジュアライゼーションによって不在として表現された姿を描写する。COVID-19の中で描かれた1枚のグラフを手がかりに、データビジュアライゼーションのあり方を提案する。
詐欺グラフをだいたい全部終わらせる!
矢崎 裕一
詐欺グラフと呼ばれる、意図の有無にかかわらず適切ではないチャート。その原因と作り手としての対策を網羅的に紹介していきます。
Take up Space ― スペースを取ること
Shirley Wu
中国系アメリカ人女性として、幼い頃から「良い中国の女の子」であり「社会的に受け入れられるアメリカ人女性」でなければならないという期待に応えようとしてきた経験を語ります。情熱を注ぐフリーランスのデータ可視化プロジェクトや、個人的なテーマを探求する物理的なインスタレーションの制作を通して、自分の恐れや不安に立ち向かい、女性として存在することへの恐怖を克服する話です。