高田 祐一/すべての文化財情報にアクセスできるようにする計画
日本の発掘調査報告書は36億文字――もはや人間には読みきれません。奈良文化財研究所が進める文化財情報のプラットフォーム構築と、3D計測が明かした石垣の刻印や令和に見つかった新たな古墳の話です。
日本の発掘調査報告書は36億文字――もはや人間には読みきれません。奈良文化財研究所が進める文化財情報のプラットフォーム構築と、3D計測が明かした石垣の刻印や令和に見つかった新たな古墳の話です。
どんなに良いツールがあっても、データがなければただの箱。「餅から米を作る作業」——PDFを人手で入力し直す不毛さはなぜ消えないのか。オープンデータの需要と供給が噛み合わない構造を示し、可視化する側から何ができるかを提案します。
静岡県全域を点群でスキャンしてオープンデータにする——その備えが、熱海の土石流災害で発災当日に盛土の存在と土量を割り出すことを可能にしました。「オープンデータがここまで威力を発揮するとは思わなかった」という副知事の言葉まで。
人工衛星が撮る「夜の明るさ」から経済を測る。途上国では明るさが教育も雇用も説明してしまう一方、日本では医療や上下水道とほぼ無相関——その差が意味するものとは。バブルの象徴だったスキーリゾート湯沢町の衰退も、夜間光にはっきり刻まれています。